「KAPLA東北キッズプロジェクト」活動
活動報告 第3回
2012年6月25日~27日
訪問先:
6/25 | 宮城県石巻市北上子育て支援センター(相川保育所内) | |
宮城県石巻市立 河北子育て支援センター | ||
宮城県石巻市なかよし保育園 | ||
6/26 | 宮城県東松島市 矢本子育て支援センター ほっとふる | |
宮城県仙台市 荒井青葉保育園 | ||
6/27 | 宮城県亘理町立 荒浜保育所 | |
宮城県亘理町立 吉田保育所 | ||
宮城県亘理町立 吉田児童クラブ |
寄 贈:KAPLA1000 3セット
(北上子育て支援センター、河北子育て支援センター、矢本子育て支援センター)
(北上子育て支援センター、河北子育て支援センター、矢本子育て支援センター)
☆ご協力☆
仰願寺幼稚園當麻園長 (KAPLA寄贈、現地ガイド)
法徳寺わかな保育園 小池事務長 (KAPLA寄贈、現地ガイド)
宮城中心にボランティア活動をされている木村奈保子さん (現地ガイド)
KAPLA日本総代理店(有)アイ・ピー・エス (KAPLA寄贈、KAPLAワークショッ プ、KAPLA研修支援)
法徳寺わかな保育園 小池事務長 (KAPLA寄贈、現地ガイド)
宮城中心にボランティア活動をされている木村奈保子さん (現地ガイド)
KAPLA日本総代理店(有)アイ・ピー・エス (KAPLA寄贈、KAPLAワークショッ プ、KAPLA研修支援)
KAPLA考案者トム・ブリューゲンが大切に想う『私たちの未来を託す子どもたち』に、1枚でも多く、KAPLAを届けられるよう、KAPLA東北キッズプロジェクトは活動を続けます。皆さまのお力添えをどうか宜しくお願い申し上げます。
KAPLAと遊びを届けた「宮城KAPLAキャラバン~石巻市・東松島市・亘理町~」
皆さまのご支援をKAPLAに変えて、仰願寺幼稚園當麻園長・法徳寺わかな保育園小池事務長・木村奈保子さんにご同行いただき、子どもたちの安全な遊び場を必要としている宮城県内の施設3ヶ所へお届けしました。訪問先では、赤ちゃんたちも保育園のみんなもお母さんたちも、とても安心した様子で楽しそうに遊んでくれました。他、たくさんの施設でKAPLA特別ワークショップを開催してきました。
【6月25日】
宮城県石巻市北上子育て支援センター(相川保育所内)にKAPLAを届けてきました。(写真:寄贈する小池さん、木村さん、IPS志賀)
宮城県石巻市河北子育て支援センター
(KAPLA1000 1セット寄贈)
宮城県石巻市北上子育て支援センター(相川保育所内)にKAPLAを届けてきました。(写真:寄贈する小池さん、木村さん、IPS志賀)
宮城県石巻市河北子育て支援センター
(KAPLA1000 1セット寄贈)
宮城県石巻市なかよし保育園 KAPLAワークショップ | |
笑顔が輝いていた なかよし保育園のみんな |
移動スーパー発見!石巻には泊るホテルがなくやっと見つけた女川の旅館にて。 |
【6月26日】 東松島市矢本子育て支援センター KAPLA1000×1セット寄贈とKAPLAワークショップ |
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赤ちゃんもママも生まれて初めてのKAPLAに 興味津津 |
寄贈する當麻さん、小池さん、冨安 |
荒井青葉保育園 KAPLAワークショップ | |
KAPLAの説明にじっと聞き入る荒井青葉保育園のこどもたち。 |
【6月27日】
宮城県亘理町立 荒浜保育所 KAPLAワークショップ
荒浜地区は海のすぐそば、宮城のなかでも特別に津波の被害が大きかった地域です。仮園舎はいまだにプレハブでした。小さな保育室ひとつと脇にさらに小さな職員室、とても狭いなかで一日過ごしています。
昨年、中川ひろたかさんがKAPLAを寄贈してくださいました。震災前に使っていたKAPLAが流され、仮園舎ができたときに「KAPLAがほしい」と保育所からリクエストがあったのです。そんなKAPLA大好きな子どもたちにいろんな遊びを伝えてあげたい、と予定を一日伸ばして訪問しました。
「KAPLAの名人が来るんだよ!」と、子どもたちや先生は楽しみに待っていてくれました。東京から車で運んでいったひとつ15キロはある重いKAPLAの箱を子どもだけでせっせと中へ運んでくれます。遊び慣れた子どもたちは初めての「かまくら」も上手に積み、中に入って楽しみました。
宮城県亘理町立 荒浜保育所 KAPLAワークショップ
荒浜地区は海のすぐそば、宮城のなかでも特別に津波の被害が大きかった地域です。仮園舎はいまだにプレハブでした。小さな保育室ひとつと脇にさらに小さな職員室、とても狭いなかで一日過ごしています。
昨年、中川ひろたかさんがKAPLAを寄贈してくださいました。震災前に使っていたKAPLAが流され、仮園舎ができたときに「KAPLAがほしい」と保育所からリクエストがあったのです。そんなKAPLA大好きな子どもたちにいろんな遊びを伝えてあげたい、と予定を一日伸ばして訪問しました。
「KAPLAの名人が来るんだよ!」と、子どもたちや先生は楽しみに待っていてくれました。東京から車で運んでいったひとつ15キロはある重いKAPLAの箱を子どもだけでせっせと中へ運んでくれます。遊び慣れた子どもたちは初めての「かまくら」も上手に積み、中に入って楽しみました。
宮城県亘理町立 吉田保育所 KAPLAワークショップ
吉田保育所も仮園舎です。暑いからと戸をあけるとなんと網戸がない!エアコンはもちろんなく、蚊が入ってきます。ぱっと見ると恵まれているようで、網戸すら予算がないというのが実情でした。
暑くて大汗をかきながら、夢中で遊びました。「カプラもっとやりたい!」お昼になっても遊びをやめられない子どもたちに所長の鈴木さんが「特別に給食の時間を遅らせましょう」と言ってくださいました。大歓声があがり、「キリン」や「かまくら」を次々に完成させました。
遊び終わった後、鈴木さんが見せてくださったのは「亘理町荒浜~東日本大震災一カ月の記録~」という写真集でした。みんなの避難した中学校の目の前一面が海になり、家も車も流されていく写真。「私たちこの中学校の屋上から、これ見てました。でも、子どもたちは見てないの。職員みんなで子どもを中に囲って温めてたから」「被災してね、良かったこともあるのよ。母さんたちが子どもに優しくなった。」「いい思い出ではないけれど、こうして外部の人が私たちの事忘れないでいてくれるのが励みになる」と、鈴木さんは当時の事を話してくれました。
被災地はまだまだ復興からは遠い、これからもKAPLAを届け、遊びを届け、元気を届けたいと強く感じました。
吉田保育所も仮園舎です。暑いからと戸をあけるとなんと網戸がない!エアコンはもちろんなく、蚊が入ってきます。ぱっと見ると恵まれているようで、網戸すら予算がないというのが実情でした。
暑くて大汗をかきながら、夢中で遊びました。「カプラもっとやりたい!」お昼になっても遊びをやめられない子どもたちに所長の鈴木さんが「特別に給食の時間を遅らせましょう」と言ってくださいました。大歓声があがり、「キリン」や「かまくら」を次々に完成させました。
遊び終わった後、鈴木さんが見せてくださったのは「亘理町荒浜~東日本大震災一カ月の記録~」という写真集でした。みんなの避難した中学校の目の前一面が海になり、家も車も流されていく写真。「私たちこの中学校の屋上から、これ見てました。でも、子どもたちは見てないの。職員みんなで子どもを中に囲って温めてたから」「被災してね、良かったこともあるのよ。母さんたちが子どもに優しくなった。」「いい思い出ではないけれど、こうして外部の人が私たちの事忘れないでいてくれるのが励みになる」と、鈴木さんは当時の事を話してくれました。
被災地はまだまだ復興からは遠い、これからもKAPLAを届け、遊びを届け、元気を届けたいと強く感じました。
(レポーター 冨安智子)
ユニセフの支援で園舎を建築中でした。 |
3月11日の記録写真集 |
宮城県亘理町立 吉田児童クラブ KAPLAワークショップ 「ぜひ来てほしい」とのうれしいお誘いに急遽うかがいました。 |
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KAPLA考案者トム・ブリューゲンが大切に想う『私たちの未来を託す子どもたち』に、1枚でも多く、KAPLAを届けられるよう、KAPLA東北キッズプロジェクトは活動を続けます。皆さまのお力添えをどうか宜しくお願い申し上げます。