「KAPLA東北キッズプロジェクト」活動

東日本大震災復興支援活動
「KAPLA東北キッズプロジェクト」
活動報告 第8回

2013年10月25日

 

寄 贈:スタッフ向けKAPLA研修

 

☆ご協力☆

 

KAPLA考案者トム・ブリューゲンが大切に想う『私たちの未来を託す子どもたち』に、1枚でも多く、KAPLAを届けられるよう、KAPLA東北キッズプロジェクトは活動を続けます。皆さまのお力添えをどうか宜しくお願い申し上げます。

 

あしなが育英会東北事務所(仙台)へ行ってきました

あしなが育英会東北事務所のスタッフ皆さまと

 

あしなが育英会東北事務所の若宮さん(課長)、今井さん(担当)ほか、スタッフの皆さんと、基本的な遊び方の講習のあと、大人も入れる大きなかまくらを作りました。

 

 

「震災被害による特別一時金支給者は東北全体で2000人を超えるんです。」
東日本大震災による、震災遺児への支援を続けられているあしなが育英会東北事務所の若宮課長からのご説明を受けました。2000人を超える、そのこどもたちの為に、2015年春から宮城・岩手を中心に東北3ヶ所に東北レインボーハウスOPENに向けて奔走中のところへお伺いしてきました。

 

阪神大震災で子どもたちの心のケアや安定の場所として非常に大きな意味のあった施設、レインボーハウス。様々な資料と一緒に、レインボーハウスへ込められた想い若宮課長と今井さんがご説明してくれました。

 

2013年夏に東武百貨店労働組合さんから、あしなが育英会東北事務所へKAPLA1000が寄付されました。そこで、レインボーハウスOPENに向けて、遊びのコツや、どう使っていくかを、皆さんとご相談しました。「やっぱり大きい作品もみんなで作りたいね」ということで、おとなサイズのかまくらを作ることに。気づけばおとなも椅子に乗らないと入らない特大サイズ。さすが、日常的にこども達と遊びを通じて触れ合う方たち。遊びへの熱意が違います。緊張で顔が強張っているかとおもったら、ほっこり綻んだり・・・作り途中の発見から完成の感動まで、余すことなく楽しんでくださいました。

 


 

こどもたちの心のケアは、ひとりひとりと向き合って、みんなと向き合って、またひとりと向き合うことの繰り返しです。非常に繊細なお仕事で、些細な変化にも目を配り、手探りで見つけていく、こども達の自立の道筋のご苦労の様子が、言葉のすべてから伝わってきました。今回お伺いさせていただいた東北事務所ともなると、私たちでは想像できない程のまた特別なご苦労があるはずなのですが、皆さんの表情からは強い意思と明るい笑顔もありました。レインボーハウスが、こどもたちの震災を乗り越える礎のひとつとなるように、今後も応援を続けていきたいです。
大地を守る会の野村さん、小口さん。早朝出発ながら、小っちゃい車KAPLA号での4時間移動にお付き合いいただき、ありがとうございました。
これからも皆さまのご支援、ご協力をどうぞ宜しくお願いいたします。

 

早速、レインボーハウスへの寄贈に向けて、ご協力が決定しました。ありがとうございます!
X’mas2013 寄付金付きKAPLA販売
  ・大地を守る会さん
  ・常総生協さん
  ・関西よつ葉連絡会さん
  ・ケイミーオフィスさん
  ・KAPLAジャパン((有)アイ・ピー・エス)
報告:志賀嶺司
KAPLAジャパン((有)アイ・ピー・エス)
アトリエカプラ