「KAPLA東北キッズプロジェクト」活動

東日本大震災復興支援活動
「KAPLA東北キッズプロジェクト」
活動報告 第10回

2014年7月20日

訪問先:あしなが育英会 レインボーハウス仙台

 

寄 贈:KAPLA1000×1セット

 

☆ご協力☆
常総生協さん、やまゆり生協さん、関西よつ葉連絡会さん、八王子自然派くらぶ生協さん、生活クラブ千葉さん、ケイミーオフィスさん、KAPLAジャパン((有)アイ・ピー・エス)

 

KAPLA考案者トム・ブリューゲンが大切に想う『私たちの未来を託す子どもたち』に、1枚でも多く、KAPLAを届けられるよう、KAPLA東北キッズプロジェクトは活動を続けます。皆さまのお力添えをどうか宜しくお願い申し上げます。

 

南相馬市の放課後児童クラブ(共働き家庭の児童向けの保育施設)へ

 

あしなが育英会 レインボーハウス仙台へのKAPLA寄贈式

 

昨年クリスマスに、ご賛同いただいた5団体で「寄付金付きKAPLA200」計65個を、お納めすることが出来ました。KAPLAを通じて寄せられました、会員皆様のご共感に心より感謝いたします。
販売により集まった基金に、輸入総代理店の(有)アイ・ピー・エスと(株)ケイミー・オフィスの寄付を加え、58,875円を基金に追加することができました。

 

今回、あしなが育英会さんが震災孤児のケアの為に建設されました「レインボーハウス仙台」で7月20日(日)に開催されました「ファシリテーターのつどい」にて、KAPLA1000を贈呈いたしました。
ファシリテーターとは子どもたちに触れる研修を受けたボランティアスタッフ。今回は「レインボーハウス石巻」「レインボーハウス陸前高田」のファシリテーターも加わって約40名。仙台のスタッフ約10名が加わり、施設のお披露目とさまざまな遊びの教室が開かれました。

 

心を閉ざしがちな震災孤児にとって、大人から子どもまでいっしょに遊べる場や、大きな子どもが小さな子どもの世話をしたり遊んだりする機会はとても大切です。ご高齢の方から幼児までが一緒に遊べるKAPLAは、とても単純にその機会を与えてくれます。また、崩れてもキレイな音がし、あまり腹を立てたり泣いたりがありません。それだけに、KAPLAをどう活かすかは、実際に子どもたちと遊ぶファシリテーターやスタッフの関わり方が大切です。昨年10月、KAPLA講習を受けたスタッフ(第8回報告)が率先して、遊び方を実践して下さり意欲的な利用が目に見えるかのようでした。
首都圏や全国的では、震災はあたかも過去の出来事のように風化しているのではないかと、しばしば思わされます。その中で、震災孤児の心のケアに、これだけの施設と心を砕いているあしなが育英会さんの実践は素晴らしいと感動しました。

 

今後ともカプラ東北キッズプロジェクトへのご理解を賜りますよう、お願いいたします。


 


写真 左上:多目的室に置かれたKAPLA、右上:早速遊ぶファシリエーター皆さま
    下:レインボーハウス仙台内おしゃべりの部屋

 

現地報告:喜多宏文
文責:喜多宏文・志賀嶺司

 

<林田所長よりお礼のお言葉をいただきました。>

 

ご丁寧なメールを頂戴し、恐縮しております。
あらためてご寄附いただいたカプラを、子どもたちといっよに楽しく有効に遊び活用いたしたく、思っています。癒し活動はこれからが本番、どうぞよろしくご指導くださいませ。

 

林田